【お客様インタビュー第2弾:伊豆高原観光オフィス(IKO・アイコ)】オンラインで観光と人を繋ぎ、会いに行く旅を提供。『冬の伊豆高原を巡るオンラインツアー』を実施して

なかなか自由に観光に行かれない今だからこそ、オンラインで現地の人と繋がり、その人に”会いに行く旅”という旅の形が今後は増えて来るとビヨンドでは考えています。
ビヨンドが運用するSNSメディア”ジャパンコンシェルジュ”では、夏だけではない、冬の伊豆高原の魅力を伝えるオンラインツアーを実施しました。
今回は共同開催した、伊豆高原観光オフィス(IKO・アイコ)の利岡さんにオンラインツアーに対する想いや実施経緯、実際にオンラインツアーではオンラインガイドとして出演もして頂いた感想などを伺いました。

Beyondと一緒に進めるに至った理由を教えていただけますか

元々伊豆の宿泊施設アドバイザー派遣事業という観光庁のプロジェクトの一環として、Facebookでの情報発信自体は予定していました。BEYOND社からオンラインイベントを提案されたところ、SNSとの相性の良さ、時代の流れを考え、伊豆高原の魅力発信にとって有効な施策だと判断し、今回一緒に進めさせていただきました。

実は、昨年に似たようなオンラインツアーを開催したことがあったのですが、正直企画も動画制作も大変だったし、視聴者を集めるのにすごく苦労したんです。
でもBEYOND社ではワンストップサービスを提供されているので、どんな場所で、どんなお店をどんな形で紹介するか、などの企画の部分はもちろん、オンラインツアー用の動画、シナリオや台本制作、MCのアサインなどといったこちらの負担を最小限に抑えられたのはとても助かりました。

それに、もともとBEYOND社がSNSマーケティング専門で、Facebookのターゲティング広告のプロで、ターゲティングノウハウが十分に蓄積されていたということは存じ上げていました。なので拡散力、集客力の点で「この会社とであれば視聴者が集まるだろう」と自信を持ってチャレンジすることができましたね。

あとはオンラインイベントの実績がSNSが確認できたことも大きいです。私たちが実施する以前に、ほかの自治体さんや企業の開催事例がFacebook上でシェアされているのを拝見し 毎回盛り上がっていたことが確認できたからこそ安心して任せられました。
BEYONDこういう強みがあるからこそ、過去にトラウマを抱えながらでも実施を決断できたというのが大きいですね。

ありがとうございます。オンラインイベント実施にあたって、感じられた課題などはありましたか?

モニターへのプレゼントを決めるところでちょっと負担を感じました。
一社一社連絡とって、お願いするのは大変でしたし、ましてやコロナ禍で経営困難に陥っている企業ばかりだったので、お願いしづらいところはありました。だから一部予算を捻出して、購入ができる過程まで持ち込めれば、という思いはありますが、今回はわさびバターの宣伝が効果的だったので良かったとは思います。

実際に進めてみていかがでしたか?

BEYOND社の取り組みや実績などを知っていたものの、季節はずれのコンテンツであることから、

・企画をうまく作れるか
・モニターや視聴者集まるか
・すぐに来ていただけないので、伊豆高原の良さを伝えても視聴者は魅力を感じるか

など、心配していた部分はいくつかあったんです。でも季節に合った企画に冬のコンテンツも盛り込んでいて違和感は全くない仕上がりになったので、良かったと思っています。

こちらで行う作業の部分(コンテンツの選定)も最大限サポートしていただけたので、何より自分たちにかかる負担が少なく済んだの大変は助かりました。

本番の進行についても不安要素がまったくなかったです。というのも、一回目のリハーサルの際、プロのMCの方がいらっしゃらなかったにも関わらず、台本もあって、どこで何をすればいいか細かく説明いただけましたし、司会力もプロ並みだったので安心できました。本番もテンポよくイベントが進行しましたし、臨機応変にコメントの内容に合わせて話を振っていただいたので、私たちも自信を持って挑むことができました。
配信の仕組みも画期的で、ZoomとFacebookの連携で、参加者15人+MC2名+ゲスト、同じ画面上でライブ配信できるのはすごいと思いました。

また、最もPRしたかった海女漁、宿泊や飲食の部分で、それぞれゲスト出演して、思った以上コメント がついた事から、思ったよりも視聴者さんが興味関心が高いことが分かったのは非常に良かったですし、狙い通りできたと思います!実際に地元に暮らす人にフォーカスすることで、伊豆高原全体のイメージアップに繋げられたと思います。

ただその一方で、実際出演した草子さん(海女さん)と池田さん(宿のオーナー)に比べて魚屋大ちゃん(レストラン)のVTRだけ流した時のコメントが少なかった気がしました。なので実際出てもらって語ってもらうと、また違う反響があったのかも知れないとも感じています。

今後オンラインイベントを開催することについてはいかが思われますか?

今回の施策でFacebookページのファンも増えてきて、今後継続して運用していきたい気持ちは強いです。

また、オンラインツアー内に観光、飲食、宿泊など、コンテンツを盛りだくさんにしていたものの、実際やっているうちに「あ、こういうのもああいうのも紹介したいな」っていうものがどんどん出てきてしまって笑

例えば、移住、ワ―ケーション、ペンションなどをテーマで今後特集をしてみたいなと思っています。あと伊豆って、海鮮以外にもお菓子共和国などお菓子も有名なんですよ。このようなまだあまり知られていない情報もオンラインイベントを通じて広めていきたいですね。

また、伊豆高原は現状海外での知名度は高くなく、インバウンドの来訪も、今、教育旅行(台湾、中国の小学校、中学校)を受け入れている程度なんです。
行政などの全体的な情報発信はまだ行えていないので、今後そういった海外への発信といった部分でも力を入れる必要があるなとも思いました。

今回の「冬の伊豆高原を巡るオンラインツアー」は非常に好評で、アンケートでも「海女さんの草子さんに会いに行きたい!」「コロナが収束したら是非行きたい!」「次にリアルで旅する時の目的地ができました!」など、実際に行きたいと思っていただいた視聴者からの声を多く頂きました。今後、別のテーマなどでオンラインツアーを実施できる事を楽しみにしています!

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