【お客様インタビュー:IACE Travel USA 高橋様】海外向けオンラインツアー&ライブコマースのイベント『九州バーチャルフェス』を開催して

イベント特設サイト

コロナ禍で自由に旅行ができない状況だからこそ、自宅から手軽に参加できるオンラインツアーで「旅行したい!楽しみたい!買い物したい!」という人々のニーズに応えて、アフターコロナの旅行先に選んでもらえるよう日本各地の魅力を発信し続けてユーザーとの関係を築いていくことが、”今もっとも大切”だとBeyondは考えています。

 今回は『九州バーチャルフェス』でプロデューサーを務められたIACE Travel USA シアトル支店長・新規事業部責任者の高橋様に、オンラインツアーに対する想いや感想などを伺いました。

ーBeyondと協働でオンラインツアーに挑戦するに至った経緯を教えていただけますか?

 IACE Travel USA では日米間のツアーをはじめ、世界各地の航空券や旅券・ツアーパッケージなどを取り扱っております。コロナ禍での渡航制限によりリアルでの旅行ができなくなった時、お客様に提供できるものはないかと検討し、自社で運営する「オンラインツアー」を商品化いたしました。

 自社で開催していたオンラインツアーは日本の現地の事業者と組んで、現地中継を米国向けに実施していましたが、運営をしていく中で色々と課題を感じる部分があり「九州バーチャルフェス」の実施にあたっては、どこか新しい事業者と組んでチャレンジしたいと考えていました。

 またイベント集客にSNS広告も検討していたので、SNSの広告運用が出来る事業者も探してました。その中でBeyondさんの記事やWebサイトを目にすることがあり、連絡させていただきました。

ーそうなんですね。実際にBeyondに問い合わせをしてみていかがでしたか?

 オンラインで色々とお話をさせていただいたのですが、過去にイベント配信された絵コンテや動画を見て「いいな~こんな形で配信できたら面白そうだな」と具体的な配信イメージが湧きました。

 また、自治体の案件やオンラインイベントの実績が多数あり、こちらが抱えてる課題に対して、様々な新しい角度からの提案をいただいたことも決め手となりました。

 多くの引き出しを持ってらっしゃることと、この人達と一緒に仕事をすると「いいものができそうだな」というインスピレーションを感じたことがポイントでしたね。

配信画面

ーイメージを共有することは大切ですね。いざイベント制作に取り掛かるといかがでしたか?

 IACE Travel USAが今回のイベントで担当したパートは物販以外の部分がメインとなり、初めて経験することも多く、制作にかかると苦労することもありました。

 Beyondさんに直接関係はないのですが、私がアメリカのシアトルにいるので打合せに時差があり週稼働で実質4日しかとれなかった点と、色々な会社が入っており、それらの調整に時間がかってしまいスケジュールがタイトになってしまったことは、今思い出しても大変でした。

 Beyondさんにも多くの変更や修正をお願いしましたが毎回すぐに対応いただいてましたね。時間がない中ご対応いただき本当にありがとうございました。

 ただその半面、Beyondさんには過密スケジュールの中でも、スピード感のある仕事をしていただき感謝しています。クオリティが素晴らしく、作り上げていくものが毎回期待値を超えてきたのは本当に驚きました。言い方は良くないかもしれないですが「旅行会社でもないのにすごいな」と思っていたのは今だから言えることです笑。

 他にも、素晴らしいMCやゲストをキャスティングしていただいたコネクションにも感嘆しましたし「イベント全体のストーリー性をどう持たせて視聴者を楽しませるか」という大きなテーマにも、観光を入り口に各地の特産物を紹介していく流れとすることや、キーワードクイズなどの提案をいただき、全体をリードしていただいたことは「Beyondさんを選んで良かったな」と思っているポイントです。

 あっ!あと本当に引き出しが多く3DCGマッピングの撮影やドローンなどの相談にも乗っていただきました。色々なアイデアがあり、それを実現されていくところを見て「さすがプロだな」と関心しましたね。

スタジオで試食

ーたくさんのお褒めの言葉ありがとうございます!調整の部分で色々と枠組みが変更されることも多く、高橋さんが苦労されているのはオンラインでもひしひしと伝わってきてました笑。

ーでは、イベント本番はどんな状況でしたか?

 本番ですが、実は安心しきって一般視聴者のように閲覧していました笑。というのもリハーサルや、その前の打合せ段階で配信動画や全体構成を何度も共有いただいておりましたので、リハーサル時点で「もう何も心配ないな」という状態になっていました。

 元々抱えていた課題の1つとして、現地中継からの配信トラブルというリスクを最も懸念していました。緊急事態宣言もあり、県外から現地にスタッフが入れないことや中継配信の接続リスクに対して、出演者のインタビューを含めた事前撮影という手法をご提案いただき、結果として現地中継より完成度の高い映像が出来て、リスク回避もできていましたので満足していましたね。

 その他では、イベントのこだわりとして『ライブ感』は大切にしましたね。今回のイベントは最初から最後まで離脱者がほとんどありませんでした。参加している視聴者が飽きずに楽しんでくれた結果だと思っています。そのためにもクイズや景品などの仕掛けで、参加者が楽しめるよう取り組みしましたので、コメントの盛り上がりなどはリアルタイムで見ていても嬉しかったですね!

ーイベントの1回目と2回目は、別のイベントのようにテイストが変わりましたね!どちらも違いがあって魅力的で、見どころ満載です。

 今回のイベントはゲストが変わり同じ内容を2回配信しています。1回目のイベント終了後、関係各社からの修正点や意見をBeyondさんにお伝えしていました。時間も限られているので「出来る範囲の対応で構わない」と伝えていましたが、ほぼすべてカバーしていただいたところは感動しましたね。

 「参加者が多いとリアルタイムでコメントを拾うのが難しい」という話も出てましたが、それもスタジオでMCの方と一緒に対応いただいてコメントや感想を拾う形が実現しました。クライアントも喜び、イベントも盛り上がりました。物販も1回目であまり売れてなかった物が、2回目でプッシュして完売できたという話も聞いています。1回目をベースに2回目でさらに演出を加えたような形で、違うテイストが出て非常に良かったと思います。

ー イベントの感想メールを拝見しましたが、視聴者の方の反響もすごかったですね?

 今回のイベントはIACE Travel USAの提供で、日米間の往復航空券プレゼントという目玉も用意しましたので、約1,300件のアンケート回収ができました。ほぼ100%と言っていいぐらいイベントを称賛する声で溢れていました。

 印象的なものでは「コロナ禍で自宅からどこにも行けない状況でオンラインツアーに参加して楽しくて癒された」「旅行が解禁されたら九州へ行きたい」「他の友人にシェアしたい」「日本の農産物を米国の自宅で買えるようになったのが嬉しい」「日本の〇〇県のツアーをやってほしい」などの声が多数ありましたね。

 もちろん出演者やスタッフを賞賛する声もたくさんあり、やりがいと達成感を得ることができました。ライブ中にも「I LOVE ANA」などのコメントもあり、各社新たなファンを獲得する機会になったと思います。

特設お取り寄せサイト

ーイベントの最後に、映画のエンドロールのように関係各社の名前をテロップ表示しましたね。高橋さんが「関わってくれたみんながチームなので、全員がWinWinになるようにしたい」と熱く思いを語られてたのは印象的でした。

ー素晴らしいイベントを実施され反響もありましたが、今後もオンラインイベントの実施は検討されていますか?

 IACE Travel USA では日米間のツアーをはじめ、世界各地の航空券や旅券・ツアーパッケージなどを取り扱っておりますので、国境をまたぐ業務においてオンラインというのはメリットしかありません。そのため今後もオンラインイベントは開催していく予定です。

 ただ、今回のイベントがあまりにも反響が大きく、数字やクオリティも高かったので「これ以上のイベント」というよりは、規模や予算を変えて色々な場所でイベントを実施していくことになるかもしれませんね。お客様から「このエリアを紹介して欲しい」などの具体的なリクエストの声も多数いただいてますので、前向きに検討している段階です。

 また会社としても、イベントを単発で終わらせるのはもったいないと感じています。今回のイベントの物販のように、将来顧客の獲得やイベントの有料化などマネタイズを考えて、やる側がどこで収益をとるかも見込みながら情報発信していく必要がありますね。このあたりBeyondさんも一緒にぜひやっていきましょう!また色々とアイデアを下さいね笑。

ーもちろんそのあたりぜひご一緒させてください!では最後に、オンラインイベントの実施を検討されている事業者様へ向けてコメントお願いします。

 PRだけであれば、スマホ1つで簡単に自社で発信出来る時代です。ただ、そんな状況の中だからこそ、自社だけで情報発信していくのはナンセンスだと感じます。自社だけでオンライン配信をやってはみたものの効果があったのか分からず無駄働きだったというのは自分たちの経験ですが、同じ思いをされている方も多いのではないでしょうか。自社内で経費をかけて自分たちの顧客だけに向けて発信するだけであれば、youtubeなどに動画をあげればいいのではと思います。

 オンラインイベントやライブ配信をすることで、見えてくるメリットや目的というのが良く分からないという方が多いと思います。今思えば私もそうでした笑。

 ゴールをどこにするかで変わってきますが、どういう目的で、どういう規模感で、どんな機材を使い、どんな方法で情報発信できるか、などを相談するだけでも選択肢が広がると思います。

 我々の「旅行」という業種に関わらず、国境をまたぐ職種の方はオンラインというのは利点しかないですね。特にこれからはどの業種においても、日本国内だけでなく、海外向けやインバウンドなどの需要があると思いますので、ニーズが合う企業はオンラインでの取組は絶対にやるべきで、その中でBeyondさんなど実績のある会社にオンラインイベントの相談をしてみるのが良いのではないでしょうか。

 オンラインイベントはイベントを実施することがゴールではありません。イベントを実施することで、他業種の方と混じり合えたり、新たなクライアントと出会える事もあります。また各企業の会員のお客様に自社の情報発信することでファンを獲得できるチャンスもあり、新たな繋がりも生まれました。

 また、これらのネットワークを活用をしてマネタイズできる可能性も大きくあり「オンラインイベントはビジネスチャンスが広がっているな」と感じたのが率直な意見です。

 全ての方にオンラインイベントを推奨する訳ではありませんが、オンラインでのイベントを少しでも検討されている方は、ぜひ実績のある会社に相談されるだけでも、イメージやビジョンが見えてくると思います。またその点においてBeyondさんは実績もアイデアもあるプロとして信頼できるパートナーとなってくれますので、お任せできますよ!

ー変異型コロナも流行しており、これからもオンラインイベントのニーズはあります。アフターコロナや今の時点でも、オンライン×リアルのハイブリッドが主流となってきていますね。イベントごとに新しい出会いがあり、最適なツールや目的も変わります。Beyondではみなさまのニーズに合わせた様々な形をご提案し、実現するお手伝いができますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ー高橋様、本日はありがとうございました。アフターコロナにリアルでお会いできるのを楽しみにしております!

2021年12月

Beyondライブ配信ディレクター高島

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▼配信アーカイブ動画 ※2022年3月末迄の期間限定公開

・特設ウェブサイト 

https://www.kyushufes.com/jp/index.html

・第1回アーカイブ動画(ゲスト:リサステッグマイヤー)

・第2回アーカイブ動画( ゲスト:Ryotaro’s Japan)

▼イベント参加者等のデータ ※2日間の合計数

イベント参加申込者 約2,200名

リアルタイム視聴者 約1,500名

リアルタイムコメント 約1,800件

イベント感想 約1,300件

▼九州バーチャルフェスのイベント概要

【配信国】米国向け(英語開催)

【開催日】2021年10月(現地において平日と休日の2回開催)

【ゲスト】第1回:リサ・ステッグマイヤー、第2回:Ryotaro’s Japan

【環境】Zoom配信(参加費無料)

【配信】株式会社BEYOND(東京スタジオ)

【主催】IACE Travel USA ・Wismettacフーズ株式会社

【協賛】ANA 【後援】九州農産物通商株式会社 

【協力】福岡県産品輸出促進協議会・福岡県観光連盟・一般社団法人・ FM八女・熊本県 公益社団法人 鹿児島県観光連盟・指宿市観光協会・California Rice Center, Inc・JA全農インターナショナル・MIW Marketing・株式会社OCS・P&Z FINE FOODS LLC・TV Japan・Yamato Transport U.S.A., Inc. 博多茶くら・森博多織・井上らんたん漆器 

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本件に関するお問い合わせ先

担当:江刺家(えさしか)
TEL:03-6264-2707 / E-mail:info@beyond-global.jp

株式会社ビヨンド 会社概要
代表取締役:道越万由子
設立:2016年9月1日
事業内容:海外向けプロモーション、リサーチ、マーケティング事業、インバウンド・地方創生マーケティング・コンサルティング事業、グローバル人材育成・地方創生スクール事業
本社所在地:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1丁目2-8 日本橋BNKビル3階
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